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吹き抜けにした理由

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我が家の間取りには、3m×4m(6畳程度)の吹き抜けを採用しました。

吹き抜けについては、ネット上でも賛否が分かれており、どちらかといえば否定派が多い気がします。
自分も当初は、否定派でしたが、いろいろ検討するうちに吹き抜けにすることにしました。

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(写真は作りかけの吹き抜け)

吹き抜けにもメリットとデメリットがありますが、自分が着目したメリットとデメリットは以下の点です。

メリットその1:開放感がある
やはり「開放感」があるのが最大のメリットだと思います。
モデルハウスや見学会等でも見学させてもらいましたが、あるとないとでは開放感が圧倒的に違います。
自分は猫を飼っているため、上と下で空間をキャットウォークでつないで上下運動させたかったため、開放感の他に空間を一体化させたいといった要望も吹き抜けなら叶えられると思います。

メリットその2:延床面積を減らせる
延床面積が大きくなると、固定資産税が多くなります。
そのため、必要以上に延床面積を大きくすると、それだけ余分に固定資産税を払う必要があります。
固定資産税だけでなく、130㎡を超えると浄化槽が7人槽になり、ちょとですが価格も上がります。
現在、自分は夫婦2人で、子供ができても1人までと決めていたため、当初から延床面積は130㎡に抑えようと思っていました。
しかし、1階に和室やウォークインクローゼットを作り、リビングを割と広めにとったため、1階が大きくなってしまいました。
それに合わせて2階も床をたくさん作ると、延床面積がおのずと大きくなってしまいます。
そのため、吹き抜けを採用して、延床面積を減らしました。
開放感を出すとともに、必要以上に床面積を広くしないようにするためには、吹き抜けの選択はアリだと思います。

デメリットその1:光熱費は上がる
吹き抜けの最大のデメリットは、光熱費が上がることでしょう。
1部屋に冷暖房をかけるより、2部屋にかける方が光熱費が高くなるため、空間を広くした分光熱費の増加が避けられません。
しかし、見方を変えれば吹き抜けは効率良く家全体を冷暖房できることができます。
リビングだけに冷暖房をかけて、他の部屋が暑かったり寒いままだと部屋を行き来するのに躊躇してしまいます。
つまり、使う部屋を限定してしまうことになります。
高いお金を払って家を買うのに、使う部屋に制限をかけてしまうことの方が勿体無いと感じたため、吹き抜け肯定派となりました。
光熱費が上がるデメリットを補うために、太陽光を安く乗せることができたことも、吹き抜けにした理由の一つです。

デメリットその2:耐震性が弱くなる
吹き抜けを作ると床の面がなくなるため、水平に建物を支える力が弱くなります。
水平のねじれに対する補強のために、火打ちを入れるので必要な耐震性は確保できているようです。
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デメリットその3:窓等のメンテナンスが大変
吹き抜けにすると窓を拭いたり、シーリングファンを掃除したりするメンテナンスが大変になります。
そもそもあんまりこまめにメンテナンスタイプではないので、年に2回ぐらい、はしごをかけて掃除できればよいと思っていますが、こればっかりは見込みが甘いかもしれませんね。
吹き抜けには憧れがありましたが、実際に建てたら現実的に一番デメリットになるかもしれませんね。

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