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和室を上げるメリットとデメリット

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家を建てる時に1階の和室の床を30cm上げて、段差をつけてみました。

和室の床を上げるのは迷いましたが、モデルハウスで実際にみてみると、面白い感じに仕上がっており、奥さんからの一押しもあったため、床の高さを上げてみることにしました。

リビングとの空間はひとつなぎにしつつ、和室の床を上げてメリハリを出すことを主な目的としていましたが、実際に床を上げてみて住んでみることで、いくつかのメリットとデメリットを感じました。

和室の床を上げることは「あり」か、「なし」か
和室を上げることについて、インターネットで意見を調べてみましたが、目につくのは「年をとってから段差が大変」というものが多かったです。

「段差があると年をとってから大変」ということはわかります。
しかし、平家を建てるならばともかく、2階建ての家を建てるためあまり参考にはなりません。

段差が大変だという人は、全員平家なのでしょうか?
2階建てで階段を作る間取りなのに高々1段の段差を大変と言っても仕方ありません。
また、将来の年をとってからのことを考えるならば、そもそも和室は作るべきではないです。
布団で寝起きするよりも、ベッドで寝起きする方が楽であり、座布団に座るよりも椅子に座る方が楽です。介護が必要になったとしてもベッドを使用した方がよいため、将来のことを考えるならば、そもそも和室は無い方がいいです。

和室はむしろ年をとってからのものではなく、若いうちに使うものだと考えます。
若いうちに使う部屋に入るのに、1段の段差を大変だといっても仕方ないと考えたため、和室を上げることにしました。

清潔さを確保できるメリット
和室は、ごろ寝や洗濯物の取り込み等のちょとした家事を行える部屋として確保しました。
そのため、和室は他のフローリングの部屋よりも綺麗に保ちたいです。
そうゆう点では、和室の床を上げるというのはメリットが大きいです。
埃は高いところから、低いところに行くため、床を上げることにより、埃等が入りにくくなります。
うちでは猫を5匹飼っているため、気がつくと猫の毛玉が転がって部屋の隅に溜まっていますが、戸を開けっ放しにしても、床を上げた和室に猫の毛が転がってくることはありません。

目線が高くなるメリット
うちの場合は、和室を上げることで、ソファーを移動させることなくソファー越しに、和室で座りながらでもテレビを見ることができます。また、和室の縁に座ってベンチとして使うこともできるため、少し腰掛けて休憩することも可能です。

天井が低くなるデメリット
デメリットは天井が低くなるが低くなる点だと思います。
フロアの天井に合わせて和室の天井も作られるため、床が上がる分天井が低くなります。
とはいえ、和室は畳の上に座って利用するため、天井が低くてもそれほど気になりません。

年をとってから階段を含めて段差が辛くなるかもしれませんが、それなりにメリットもあるため、和室の床を上げてみることを検討してもよいと思います。

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