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クローゼットは1階につくるべき

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間取りにおいては、キッチンやリビングが優先されることが多いが、クローゼットの間取りも高優先で考えるべきである。家の中の中心は、リビングやキッチンであるが、クローゼットは、外と内を結ぶ生活の中心となる場所である。

生活に必要なことはできるだけ1階に集約させれば、階段の上り下りが減って楽である。

 

クローゼットが1階にすることで以下のメリットを得ることができる。

 

ライフスタイルにあった間取り
帰宅時は、すぐにスーツやコートを脱ぎたいものである。2階にわざわざ上がって、スーツを脱いで降りてくるよりも、一階にファミリークローゼットを作り、そこで着替えた方が楽である。また、家の中は普段着で楽に過ごして、外に出て行く時に着替えるならばクローゼットは一階にあった方がよい。

朝起きて、いきなり2階のクローゼットで、パジャマから仕事着・普段着に着替える人はいるのだろうか?どうせ1階に降りるのだから、パジャマを着替えるのは、1階でよい。2階でパジャマを着替えたとしても、洗濯やその日の夜のために1階にもっていくはずである。2階は寝るだけにして着替えは1階で行うのがもっとも道理にかなっている。

 

外の汚れを持ち込まない
外でついた汚れ(花粉等)を寝室・リビングに持ち込まなくて済む。
帰宅時、スーツやコートを1階のクローゼットで着替えて、手洗い・うがいをして居間に入るのがもっとも衛生的である。

 

家事が簡単になる
洗濯機は1階の洗面所及び脱衣所にある人がほとんどであると思うが、その場合1階で洗濯して、1階で乾燥させて、1階でたたんでタンスに収納したり、ハンガーに掛けたりするのがもっとも洗濯の家事を楽に(効率的に)できる。
2階にクローゼットがあると、必ず洗濯ものを持って階段を上る必要がでてくる。

 

一方、クローゼットを一階につくることのデメリットもある。
最大にして、唯一のデメリットは、一階に間取りを確保するだけのスペースが必要になる点である。しかし、上記の利点からも分かるように、日々の暮らしにおいてメリットが大きいため、クローゼットは一階に配置する間取りを検討すべきである。